2024年 2月 13日

Look back

四半期振り返りメモ1

Problem

チームのレトロスペクティブで、個人のプロブレムを上げている。

個人のプロブレムに対して、メンバー全員で話し合うこと自体は必要なことだが、それをチームのレトロスペクティブ内で行う必要性は低い。

また、個人のプロブレムを記載しても、チームのプロブレムを優先して議論されるため、時間の都合で個人のプロブレムを議論できず、結果として放置されることもあった。

ただし、記載者が、個人のプロブレムなのか、チームのプロブレムなのかを識別出来ているのかは不明である。

Did

チームのレトロスペクティブを行う前に、個人用レトロスペクティブの時間を設けた。そこでは、個人のプロブレムだけでなく、学んだことや失敗したこと、取り組んでいきたいことなども共有している。

Check

チームのレトロスペクティブでちゃんとチームのプロブレムが書き出されるようになり、議論もチームレベルの話で進められるようになった。

個人のプロブレムは、個人用レトロスペクティブの時間に議論している。そのため、個人のプロブレムが放置されることも無くなった。

個人単位のレトロスペクティブを行った後に、チーム単位のレトロスペクティブを行う順番も効果的だと考える。

Action

成功要因は、議論の主体を時間で区切ったことと考える。今は自分の話をする時間、今はチームの話をする時間と認識することで、全員が同じ視座で話すことが出来るようになった。

しかし、メンバーの視座が常にリーダーレベルになるには、もう少し時間がかかりそうだ。個人とチームを切り分けることで、日頃の業務の中でチームの課題を認識しやすくなる有効な手段のため、個人レトロスペクティブとチームレトロスペクティブを継続していく。